インフルエンザは金沢市内では毎年9月~3月頃に流行します。
ピークは12月~2月になることが多いです。ただ、毎年流行する時期は異なりますのでご注意ください。
インフルエンザウイルスにはA型・B型・C型の3型がありますが、日本ではA型・B型の流行が一般的です。
感染後、1日~3日間の潜伏期間があります。
その後に以下のような症状があります。
※小児の場合には近年、急激に悪化する急性脳症や中耳炎の合併、熱性痙攣や気管支喘息を誘発することもありますので、保護者の方はご注意くださいますようお願い申し上げます。
当院では抗インフルエンザ薬を服用していただきます。
治療薬としては「タミフル」「イナビル」を処方しております。
また2018年3月14日から保険適用となっております「ゾフルーザ」も処方可能です。
こちらは錠剤タイプで、1回の服用で治療できる点が特徴的です。
日常行動などに異常がでた場合はすぐに服用を中止し、すみやかに医師にご相談いただいております。
また、インフルエンザは大変感染力が強いため、
特にご家族でお子様・お年寄りは、インフルエンザに感染した方には近づかせないようにしてください。
尚、当院ではインフルエンザの患者様に関しては急患対応をとっております。
「隔離室」への誘導はもちろん、他の患者様もいらっしゃいますが、二次感染の可能性も考慮して、優先的に治療を行っております。ネブライザー(吸入)に関しても、隔離にて行っております。